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雲に覆われ、太陽が顔を見せなかったあの日
僕は新しい通学路をゆっくり歩いていた
新しい学校、新しい生活に希望と不安を抱え・・・
と言いたいが、正直あの時の僕は希望もあまり持たず、不安など全く感じていなかった
別に高校に入ったからって何かが変わるなんてないと思っていたし、近所の高校だったため中学の時に仲の良かった友達の多くが同じくここに進学していた
だから、特に希望も不安も持たないでいたりしていたのだ
高校に着くと校門で自分のクラスが書かれた紙を貰い、教室に行く
教室にはいると中には既に何人かいて、その中には同中のやつもいた
とりあえず僕は荷物を置こうと自分の席に近づいていった
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