【名も無き恋】
2/22
読書設定
目次
前へ
/
29ページ
次へ
夕立ちが肌を刺すように降り注ぐ、 2月半ばの暮れ時。 濃淡オレンジ色の空は無情にも、 私をより孤独に追い込みました。 歩き疲れて辿り着いた、 小さな小さな寂れた公園。 雨にさらされていることも忘れ 年季の入った薄汚い緑色のベンチにうずくまって震えている私に、 自分の入っていた水色の傘を半分傾けてくれたのがその人でした。
/
29ページ
最初のコメントを投稿しよう!
12人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!