【第一部】

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「……暇だな……はぁ……」 ―――――――――――ニXXX年*月*日この世界、日本、東京、秋葉原を中心にアニメが消えた。 ――――――――――― 突然すぎて訳が分からなかった。 ベットの上で、私は三十回目となる、ため息をついた。 私の名前は雄斗。 軽いオタである。 「はぁ……」 三十一回目のため息をしたその時、突然音楽がなった。 「うわぁ!な、なんだ?!」 携帯と気付くのに十秒もかかった。 私は携帯を開いた。 そして、右上のボタンを押した。 ――ピッ―― 短い音がなる。 ……どうして、携帯の事を忘れていたんだろ? 一瞬そんな考えが頭をよぎったが、すぐに私は携帯の画面を見た。 「サイトへ行かなきゃ……」 私はそう呟き、またボタンを押した。
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