なんでも屋

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ある男がソファーに寝そべり、ゲームをしている。そのソファーは黒びかりしていて、いかにも高かそうだ。 彼の名前は黒田 悠。この物語の主人公だ。 しかし、この忙しいご時世にゲームなん『仕事だよ!!』 悠は何も無い天井にむかって怒鳴った。 『あ~なんで魔王の鍵がでないんだよ…。』 今回の依頼はドラ○エモンスターズ2の鍵探しのようだ。 『なぁ大さんもっと面白い依頼ない?』 悠に不意に呼ばれ、机に乗せていた頭を上げたのが通称大さん。本名天草 大。ここのオーナーだ。 『ナッシング。』 大さんは高らかに親指を立てて言った。 .
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