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3月1日、俺ら3年の卒業式。
朝、母親に起こされた。
大切な日はいつも朝の目覚めが悪い…。この変な体質は治らないものか?
そんなことを思いつつ、学校の支度をする。
今日で三年通った母校、都立蒼誠高等学校に二度と通うことはなくなる。
特別な思い入れは無いものも、やはり一緒に学んだ奴等と別れるのは寂しいものだ。
気がつくと家を出る時間をまわっていた。
「行って来ます。」
そして家をあとにした。
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