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「店長?それってどういう…」
「異動になっちゃいました…」
「えっ!?」
山川店長はこの店に長い間勤務してたようで、離れるのがすごく寂しそうだった。
俯いて今にも泣き出しそうな表情。
私は山川店長が人間として好きだったから、寂しい想いでいっぱいになった。
「そうなんですか…頑張って下さい。たまには遊びに来て下さいね!!」
これくらいの言葉しか言えずもどかしかった。
山川店長がこの店に対する思い入れが強かったのを知っていた分尚更。
山川店長の異動で私はあの人と出会うことになる。
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