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「あやちゃん、あのね、」
ゆうが顔を赤くして私に言う。
「なおきって、彼女、居るのかなぁ…?」
なおき…?
「さぁ…?居ないんじゃない?」
「私ね、なおきの事、好きなんだ。」
ゆうは言った。
なおきが好き…?
「えっ、あぁ、頑張んなよ!応援するし!」
「やった♪まじ心強い♪」
この日から
私の心は閉ざされた。
なおきが好き。
私も
なおきが好き。
違う!
なおきなんか好きじゃない!
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