嫉妬

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「で、どうする?」 ゆうとなおきは2人で目で会話をする。 「何が」 私はイライラと言った。 「旅行」 「行くの♪」 「あっそ」 毎回思うんだけど この場に私は必要なんだろうか。 2人で決めれば良いのに。 「あやはどこが良いと思う?!」 だから私に聞くなって。 「沖縄行きてー」 「沖縄かぁ」 「沖縄にしよっか♪」 2人で決めてよ。 聞きたく無い。 聞きたく無い。 2人の時間は2人で作るもの。 私が居たって おじゃま虫。 「あやも行くー?」 「は?!」 2人の間に入ってどーすんだよ、私。 「あ!しょう!」 いつもなおきとじゃれてる人だ。 なんで来たんだろう。 「沖縄」 「いいねぇ」 2人はどんどん話を進めて行く。 「えっ?4人で行くの?!」 「そ♪」 「ねー♪」 嫌だよ… 「しょうとあや付き合っちゃえよ」 …ーバン!!!!!! 私は勢いよく机を叩きつけた拍子に立ち上がった。 「なんでしょう君とあたしが付き合わなきゃいけないのよ! 帰る!!」 人の気も知らないで…っ!!!!
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