Story03

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嬉しくて、嬉しくて涙がでそうやった。  両思いになれたんやって。でもね? 「ありがとう。たっちょん。でも、僕たっちょんとは付き合えない」 思いもよらないヤスの返事にビックリした。  『なんで?』 「だって僕はもう汚いから…」 『汚くないよ!』 「汚いよ!!カメラマンに抱かれて気持ち悪かった!吐き気がした!!でも…でも…体は求めてるんや…」 『ヤス……』 「抱かれる度に体は求めてくる………気持ち悪いのに………最低や…」 そういってヤスは泣き出した。ヤスは小さくて脆くて、今にも壊れてしまいそうだった。  『ヤス!!愛してる!俺が本当の愛をヤスに与えたる!』 俺はヤスが壊れてしまわないように、ゆっくりとヤスにキスをした。
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