1000人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
嬉しくて、嬉しくて涙がでそうやった。
両思いになれたんやって。でもね?
「ありがとう。たっちょん。でも、僕たっちょんとは付き合えない」
思いもよらないヤスの返事にビックリした。
『なんで?』
「だって僕はもう汚いから…」
『汚くないよ!』
「汚いよ!!カメラマンに抱かれて気持ち悪かった!吐き気がした!!でも…でも…体は求めてるんや…」
『ヤス……』
「抱かれる度に体は求めてくる………気持ち悪いのに………最低や…」
そういってヤスは泣き出した。ヤスは小さくて脆くて、今にも壊れてしまいそうだった。
『ヤス!!愛してる!俺が本当の愛をヤスに与えたる!』
俺はヤスが壊れてしまわないように、ゆっくりとヤスにキスをした。
最初のコメントを投稿しよう!