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――――
チュン、チュン。
鳥の囀り(サエズリ)が聞こえてくる朝―--
アゲハ「……あのさ、まだ6時前だよ?」
ソラ「おぅ!」
アゲハ「おぅじゃねぇよ。なんで来てんの?ミナヤとカイ微妙に寝ぼけてんじゃん。」
ソラ「いや、アイツらに先越されたくなかったから…」
カイ「ヤキモチっちゅーやつや。許したって…」
大きなアクビをしながら言う。
ソラ「それにアゲハのパジャマ姿が見れたから一石二鳥…」
ドカッ
朝から回し蹴りは結構キツイ。
アゲハ「…着替えるから出てけ。」
ソラ「なんで?俺らは気にしないから着替えていいぞ!」
アゲハ「死にたいの?カイとミナヤはもう出てったけど??」
ソラ「すいませんっしたあぁあ!!」
バタン。
扉が勢いよく閉まった所で…
着替えるか。
―――――
アゲハ「お待たせ。そういえばミナヤ達の服ってどうする?」
ミナヤ「このままじゃダメなの?」
カイ「こっちのが動きやすいで?」
ソラ「その格好じゃ目立つぞ?」
アゲハ「私のお兄ちゃんとお姉ちゃんの服だったら貸してあげるよ?今はお兄ちゃんもお姉ちゃんも一人暮らししてて、前の服があるはずだから。」
ミナヤ「じゃあ、私お姉ちゃんの服を借りる♪」
カイ「いきなりテンション高くなったで…ι」
ソラ「そういう奴だろ?ミナヤは…」
アゲハ「ね、あの二人のはどうすんの?」
ソラ「ライマが何とかするんじゃね?」
アゲハ「そっか。」
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