学校へ行こう!

2/9
前へ
/67ページ
次へ
―――― チュン、チュン。 鳥の囀り(サエズリ)が聞こえてくる朝―-- アゲハ「……あのさ、まだ6時前だよ?」 ソラ「おぅ!」 アゲハ「おぅじゃねぇよ。なんで来てんの?ミナヤとカイ微妙に寝ぼけてんじゃん。」 ソラ「いや、アイツらに先越されたくなかったから…」 カイ「ヤキモチっちゅーやつや。許したって…」 大きなアクビをしながら言う。 ソラ「それにアゲハのパジャマ姿が見れたから一石二鳥…」 ドカッ 朝から回し蹴りは結構キツイ。 アゲハ「…着替えるから出てけ。」 ソラ「なんで?俺らは気にしないから着替えていいぞ!」 アゲハ「死にたいの?カイとミナヤはもう出てったけど??」 ソラ「すいませんっしたあぁあ!!」 バタン。 扉が勢いよく閉まった所で… 着替えるか。 ――――― アゲハ「お待たせ。そういえばミナヤ達の服ってどうする?」 ミナヤ「このままじゃダメなの?」 カイ「こっちのが動きやすいで?」 ソラ「その格好じゃ目立つぞ?」 アゲハ「私のお兄ちゃんとお姉ちゃんの服だったら貸してあげるよ?今はお兄ちゃんもお姉ちゃんも一人暮らししてて、前の服があるはずだから。」 ミナヤ「じゃあ、私お姉ちゃんの服を借りる♪」 カイ「いきなりテンション高くなったで…ι」 ソラ「そういう奴だろ?ミナヤは…」 アゲハ「ね、あの二人のはどうすんの?」 ソラ「ライマが何とかするんじゃね?」 アゲハ「そっか。」
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加