24人が本棚に入れています
本棚に追加
高島英介は大学の一室を訪ねた。
課題となっていたレポートを提出に来たのだ。
扉の上には、『人体科学研究室』とかかれている。
扉をノックした。
しかし返事はない。
英介はノブに手をかけた。
鍵はかかってないようだ。
躊躇わず扉を開けた。
部屋の中は電気がついておらず、真っ暗だ。
どうやら教授は外室中らしい。
入ってすぐの壁を手で探り、電気のスイッチを押した。
部屋はすぐに明るくなった。
それでも何か暗い感じがする。
部屋の空気自体が淀んでいる気がした。
最初のコメントを投稿しよう!