家族

3/26
前へ
/285ページ
次へ
しばらくの沈黙を破って景義さんが静かに話し始めた。 「俺達と一緒に暮らしてみる気はないかな?」 「えっ?」 その一言に俺だけではなく全員が驚きの表情をしている… …が、景義さんは続けた。 「君の表情を見ていると悲しくなってくるんだよ…どうかな…家族の一員にならないか?」 俺は素直に嬉しかった… 「いいんですか?俺なんかが…」
/285ページ

最初のコメントを投稿しよう!

931人が本棚に入れています
本棚に追加