月曜日

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どれ位眠っていたのだろうか、目を覚ますとあたりは少し茜色に染まっていた。 そして額が冷たくて気持ちがいい。 「おはよう」 隣で声が聞こえその人物が鵺であることに気が付きバッと飛び起きる。 「あっ。。その。おはようございます」 ルキのその姿に鵺は思わず笑った。 笑った顔も綺麗でルキはその姿をジッと見つめていた。 「あの。梓さんが何故ここに。」 「私保健委員だから。今日当番で来てみたら爽華が寝てた。」 「先生は。」 「部活でいま出てるからいないよ。体調どう?気分悪くない?ちゃんと身体拭かなかったの?」 鵺に言われると心配されているみたいで嬉しくなる。 「梓さんは元気ですか?」 「えっ。私は元気よ面白いわね遥華は」 「良かった。梓さんが風邪ひかなくて」 ルキはほっと胸を撫でる。 「5時まで待てる?私ここの鍵任されてるの。送っていってあげる。」 ルキはコクコクと首を縦にふった。 そっと鵺の手が額に触れた。 瞬間顔が赤くなってルキは俯いた。 心臓がドキドキして苦しい。 「顔赤いねまだ熱があるみたいだね。ゆっくり休んでて忙しくなりそうだから。」 鵺はそう言うとルキから離れた。
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