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先生は申し訳なさそうな顔をする。
「ゆっくり休んで、落ち着いたら今日は家に帰った方がいいね………っと名前を聞いてなかったね」
「宮下爽華です」
先生は、ノートに名前を書き込む
「これでよし………じゃあ先生は授業に行って来るから………」
先生はそそくさと白衣を着ると姿を消す。
本当に訳の判らない先生だ。
何故病人でおめでとうと言われるのか、いきなり笑いだすのか、謎の多い先生だったな………
それにしてもまた熱が上がってきたのか…どうりで、少しクラクラするわけだ。
ルキはそっと瞳をとじた。
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