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エ「はい、この馬鹿神のせいで(笑)」
そう言って神様を指差すエリカさん。
M「誰が馬鹿神だ💢」
神様、心外だと言うように、エリカさんを睨み付けます。
そんな二人をさして気にした風もなく、ブツブツ呟く空少年。
空「え…でも最上階で空いてる部屋って……え!神様あの部屋に女の子二人だけで住まわせるつもりですか!?」
エ「……なんかあるの?」
空君の反応に、エリカさんが問います。
空「なんかってあの部屋は…むぐっ!?」
M「ほらほら空、天体観測に行くんだろ?早く行かないと日が昇っちまうぜ?」
夕「まだそんな時間じゃ全然ないけど…」
空君の口を無理矢理塞いだ神様は、異様な焦り様で空君をエレベーターの外へ押しやります。
てかさっきから焦りっぱなしです。この神様。
M「ほら、早く行った行った!」
空「ちょっ!神様!?」
ピッ…ウィーン…
空君を追い出した神様は、エレベーターの『閉』ボタンを素早く押して、完全に空君の存在をシャットアウトしました。
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