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とりあえず神様の話を詳しく聞くことにした二人は、誰も住んでいないはずなのに、なぜかリビングに置いてある丸テーブルに、神様と向かい合わせで座ります。
そのさまは、さながらTVの刑事モノで見る取調のようです。
エリカさんの目つきの鋭さがさらにそのさまを強調しています。
M「お手伝いってゆうのは、簡単にいえばオレ様の代理だ」
そんなエリカさんの鋭い眼光も意に関せず、ノンキに影が台所でいれてきたコーヒーをすすりながら話をする神様。
このコーヒーも、空き部屋で道具も食材も無いはずなのに、どうやっていれたのでしょう?
疑惑と疑念はますます深まります。
エ「・・・なるほど。つまり補佐的な事でいいんだよね?影ちゃんと同じことするの?」
M「あ~、ちょっと違う・・か?まぁ似たようなもんか・・?」
夕「どっちさ」
はてしなく曖昧に、疑問形で話す神様に、夕琵さんの呆れたようなツッコミがはいります。
M「実は今、ポップンパーティー参加者の周りで妙なトラブルが続出しててな。マスターズ総出で対処してたんだが、それでも手が足りねえんだよ」
夕琵さんのツッコミを華麗に無視して、さくさく説明を続ける神様。・・無視とゆうより、都合の悪い事は聞かなかった事にしているようです。
エ「妙なトラブルって?どんな?」
M「う~ん・・、色々だな。雨の代わりに飴が降ってきたり(メルヘン王国、王城上空)、巨大食虫花が生えてきたり(ホワイトランド、レインボーガーデン)、このあいだはプールの水がソーダ水になってたんだったか?」
エリカさんの質問にさらさら事例を答える神様。
その後ろでは、影が今まであった事件をまとめてあるらしい資料をペラペラめくり、一所懸命事件のあった場所をプラカードに書いて、神様のセリフの合間に掲げて下げるとゆう作業をしていました。
さらに、最後の神の疑問形にも『人間界、ポップン学園屋外プール』と書かれたプラカードを持って、コクコクうなずいて肯定をします。涙ぐましいですねぇ。
そしてそんな影を見て、二人は思いました。
((神の補佐なんてやりたくねぇ・・))
・・・と。
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