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M「で、どうする?この仕事やるか?」
夕「・・・・もし受けなかったらどうなるの?」
夕琵さんの問いに、そうだなぁ・・としばらく考えた神様。
たっぷり数十秒考えて、真顔で二人に向き直ります。
M「六本木辺りに放り出す」
神様の目には本気と書いてマジと読む二文字が浮かんでいます。
そんな神様のマジな目を見て二人は・・
M「六本木の悪魔!MZD!」
と、神様に指を突き付けて叫びました。
指を突き付けられた神様はポカンです。マヌケ顔その2です。
M「な!なんでオレの昔の肩書き知ってんだよ!?」
エ「みんな知ってるよ♪ねぇ夕琵?」
夕「うん♪」
神様の反応を見て、クスクスと笑う二人。
M(悪魔が二人・・)
とか、神様が心のなかでこっそり思ったのは秘密です。
とりあえずこの話題は「あ~そう;」とゆう適当な相槌で流す神様。
さっさと本題に戻します。
M「で?やんの?やんないの?」
若干声にイライラと疲れが見え隠れしているのは、ナレーターの気のせいではないでしょう。
神様でも疲れるんですね~。
そんな神様とは対照的に、二人は元気に答えます。
エ「楽しそうだからやる!」
夕「私も♪いっぱいポプキャラに会えそうだし♪」
M「はい、じゃあ決定な~。もう変更不可だからな~。止めるって言ってもダメだかんな~」
そう念押ししながら神様は、これまた影がどこからか持ってきた二枚の書類らしきものにサラサラとなにか書き込み、
ポンッと判子を押しました。
その間神様は、仕事に疲れた中年サラリーマンのようなオーラを放ちながら思っていました。
『どうせOKするつもりなら、無駄な質問やら余計な発言なんかしないでちゃっちゃっとそう言ってくれ・・』
・・・と。
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