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あの時…
スクアーロとは二度と逢えない…と…
*大切な…*
俺はスクアーロが生きてると報告を受けアイツの元へ駆け付けた
早くスクアーロの顔が見たくて…
すまねぇなツナ…
俺はリング争奪戦よりスクアーロの方が大事なんだ…
「スクアーロ!!」
勢いよく病室のドアを開けた
「う゛お゛おい…うるせぇぞぉ…」
そこには身体中包帯でぐるぐる巻きにされたスクアーロがいた
「何しにきたんだぁ?」
「お前に会いにきたんだ…」
「はっ…お前はアイツ等の仲間だろうが…」
スクアーロは俺を見ようとしない…
「何でだよ…」
「あ゛?」
「仲間じゃなかったら会いに来ちゃいけねーのかよ…!」
「…………」
「俺‥誰よりもお前のことを思ってる…」
「口だけなら何とでも言えるだろうが…」
そう言って相手は俺をちっとも見ねぇ…
「…スクアーロ……」
「もう、かえ‥」
俺は唇を重ねスクアーロの言葉を遮る
「な…何しやがる…!!」
「生きてくれてありがとな…」
スクアーロをギュッと抱き締める
「………」
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