おむすびコロリン

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昔々の、ある日の事… お爺さんは、山に、芝刈りに、 出かけました。 「さて…そろそろ腹も、 減ったし、飯にするか」 そう言いながら、お爺さんは、 腰を下ろすと、お婆さんが 作ってくれた、おむすびを 出しました… ところが、食べようとした時に 手が滑って、おむすびを 落としてしまいした! おむすびは、コロコロと 転がって、小さな穴に、 落ちてしまいました。 お爺さんが、穴を覗くと、 中から、ネズミが、おむすびを 持って出てきました。 「貴方の落とした、おむすびは 梅干しの、おむすびですか? それとも、キャビアの、 おむすび、ですか?」 お爺さんは、正直に答えました 「いや…落ちた、おむすび いらないし…」 fin
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