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シンジャッタンダヨ、シンジャッタンダヨ。アレガ来ちゃったから、アレに見つかっちゃったから。
―――――――死
それは幼い私には全くといっていいほど、解りようのないものでした。
しかし、なんとなくではありましたけれど、兄の言う『ひとつ目のUFO』が、そら恐ろしいものに思えたのです。
「きゃ―――――っ!」
私の様子に気をよくした兄が、『ひとつ目のUFO』の話を続けようと、口を開いたとき、私は恐怖のあまりら大きな声をあげ泣きじゃくってしまいました。
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