最後の言葉

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俺はしばらくして、姉上のいる部屋に戻った。 「姉上、聞いてくれますか? 実はアイツのことなんですがね。 アイツ、本当は姉上が好きだったらしいですよ? 俺は認めませんが・・ でも、どうしてでしょう・・ なんか心がホットして、 すごく嬉しいんです・・・」 俺は姉上にそっと話かけた・・ すると、俺の気のせいかもしれないが、 姉上が少し笑ったような気がした・・ すごく幸せそうな顔をした・・ 気がした・・・ 俺まで幸せになった気がした・・ 姉上・・・・ やっぱ・・・アイツが・・・ 好きだったのだろう・・・
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