最後の言葉

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しばらくして、俺は部屋を出た。 すると、アイツが椅子の上で寝ていた。 目がはれていた。きっとたくさん泣いたのだろう。 「なにこんな所で寝てるんでィ、クソ土方。」 まだ少し鼻をぐすぐす言わせていた。 俺はコイツの前に座った。 「どうして姉上はこんなのを好きになってしまったのでしょうね。 ただのニコチンマヨラーじゃねぇーかィ。」 俺は悪口をいっているのに、 なぜか顔が笑っていた・・・ 本当は多分認めたくないが、 俺も嬉しいのだと思う・・ 姉上が土方さんを好きで、 土方さんも姉上を好きなこと・・ 「浮気なんてしたら、俺がたたっ斬りますからねィ お義兄さん」
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