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一人朝早く校門の前にいる。
昨日は高校の入学式で今日は高校生2日目だ。
俺は大津 蓮華(おおつ れんげ)ほんとバスケが大好き。
この晴明高校はバスケが強い訳ではない。だから入った。
強いところで勝つよりも1点の重みを感じながら、試合して勝ったほうが何倍も楽しいからだ。
でも俺は身長がある訳でもない。170程度だ。今考えてることは難しいかも知れないが。それでもバスケが楽しかったら負けても試合を楽しめて次に生かせればいい。
蓮華「早く来過ぎたな。」
すると体育館からボールをつく音が聞こえた。
蓮華は走った。ドアを開けて見て見ると。
一人の女の子が朝練をしていた。
するとこちらに気付いた。
「どうしたの?バスケに興味あるとか?」
蓮華「はい!」
「シュート打ってみる?」
蓮華「いいんですか?」
「いいわよ。」「ならはい。」
蓮華はボールを手渡された。
体育館の中に入る。
「やっぱり最初はこの辺じゃない?」
蓮華「いえ、ここでいいです。」
「ってそこはスリーポイントだよ?」
蓮華はシュートを打つ。
打った瞬間入ったのがわかるこの感覚はたまらない。
蓮華の放ったボールは綺麗に弧を描きゴールネットを揺らした。まるでリングに込まれるかのように。
女子部員はびっくりしていた。
「あなた名前は?」
蓮華「大津 蓮華です」
「もしかして1年生?」
蓮華「はい!」
「私は川井 さゆり 2年だよ。」
蓮華「よろしくお願いします。」
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