2977人が本棚に入れています
本棚に追加
私が飲みに行くと、誠司は良い顔はしないけど…
『まっ月に1回だし、楽しんできなっ♪』
と、言ってくれた。
私は髪も頻繁に染めて…
派手なスカルプも付けるようになった。
美咲『藍香サン最近凄い楽しそう♪何かいい事でもあった?』
藍『友達と飲みに行くのが楽しくてねっ♪』
私たちが集合する時は、みんな飛びっきりお洒落をして行く。
誠司は……
『そんなにお洒落しなくても……。
男寄って来たらどうすんのや…。』
って心配するけど…
藍『月に1回だからいいでしょ!!』
って、私は聞く耳を持たなくなっていた。
冬だと言うのに…
相変わらず誠司の仕事は忙しくて…
前は、誠司が帰って来るまで起きて待っていたけど…
最近は先に寝ている事が多くなった。
朝も…
誠司はギリギリまで寝て、起きたらくず仕事に行っちゃうし…
帰りは私が先に寝てるし……
おかげで喧嘩はまったくしなくなったけど…
普通の会話すら、ほとんどしない生活になっていった。
最初のコメントを投稿しよう!