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ドキドキドキドキッ
藍『もっ…もしもし!!』
誠司『今どこで飲んでんのやっ!?男の声がしたぞっ!?』
ドキドキドキドキッ
藍『えっ!?今、ファールで…おっ…女しか居ないよ!?』
いきなり凄いキレてる誠司。私は、男達と飲んでいたのがバレたのかと思い、心臓がバクバクと音を立て、手が震えてくる。
誠司『ばぁか!!!
カマ掛けただけだぁ。』
私の動揺に気付かなかった誠司は、鼻で笑った。
はぁ~良かったぁ。
本当にビビったよ。
誠司『何時頃帰って来んの!?』
藍『ん~分かんないけど…もう少し飲んでもいい?』
誠司『まぁ…いいけど…酔っ払ってチャラチャラすんなよ!!』
藍『しないよ~。』
ドキドキしながら誠司と話しをしていると、絵美がトイレに入って来た。
私はとっさに口に人差し指を当てて
『シ---』
ってやった。
ベロベロに酔っていた絵美も、真顔になって…
『セイジ?』
と口パクで聞いてきた。
私は口をとがらせて頷くと…
絵美は【電話を変わって】ってジェスチャーをした。
私は戸惑いながらも、恐る恐る…絵美に電話を渡した。
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