…邂逅…

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目的の場所に辿り着いた男が見たのは、豪華な外見をしており、どこか風格漂った屋敷だった。 しかし、大きな門の内側は… 一見煌びやかな薔薇園の植込みは、荒れた様子が。 様々なところに、銃痕が。 情報は正しかったのだろう。 男はそのまま気配を消して屋敷の外壁の縁を利用し、静かに屋敷のベランダに上がった。 唯一見張りの気配が無く、その上死角になる、そのベランダから。 ……――それは、偶然だったのか、…それとも…―― .
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