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友美の姉さんがこっちにたまたま、遊びに来ているって事で一緒に行ってくれる事になって、待ち合わせする事になった。
『ごめんね。待たせて、所で確認したい事があるんだけど、晃治本気なのよね。
本当に女として生きるんだね。』
俺は、真剣な目で姉さんを見た。
『わかった。私の行きつけの店があるから…。前に、ママに相談受けてたの、誰か可愛い子がいないか。良かったよ。晃治だったら、直ぐに人気がでるわよ。厳しい目で世間の人に見られるかもしれない。大丈夫だね。覚悟してね。』
姉さんの後ろを歩く俺を二丁目にいた、男達は、舐める様な目を俺に向けていた。
此で、心が壊れなくなる。自然と涙が溢れた。
店に入るとまだ、開店前だった。ママと話をした。
『友子、まだ開けてないわよ。あら?可愛い…この子は?』
俺は、顔が赤くなっていくのが分かっていた。
『ママ前に新しい子、欲しがってたじゃない。この子がそうなんだけど。』
ママは、俺の事を優しい目で下からずっと上迄見ていた。
『何、友子の友達なの?中々良い子じゃない。貴方、名前は?』
『あっ俺、上杉晃治です。』
ドキドキしながら、名前を言った。
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