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『いい加減さぁ、俺にお前を見せろよ。俺は、お前を女としては、見ないって決めたんだよ。昔の男を引きずってる女に俺は、興味無いから、ご免な。
優しく無いよな。キスしたりよ。でも、お前何の為に、男として生きて行こうとしてるんだよ。お前の本当の気持ちは、なんなんだよ。言ってみろよ。俺には、言えないのか。俺は、男だから、一度約束した事は、しないよ。お前を男として住まわしてるんだから。
今の俺には、男のお前が必要なんだよ。』
要は、全ての事を言って出て行った。
私は、泣きながら、探し回った。
要は、公園のブランコに座っていた。
『要、今日は、仕事どうする?休んじゃう?』
要がにやっと笑った。
『休んじゃうか?冷蔵庫にビール入ってたよな。つまみある?あっ確か、焼酎もあるよな。』
要の目は、キラキラしていた。子供みたいに…。
『あっトバもあるよ。この間、客から貰ったチーズあるよ。』
『よし!呑むぞぉ!お前話せよ!(笑)』
要が私の背中を押した。
『分かったよ。腹決めるよ。(笑)』
二人で、肩を組ながら、鼻歌を歌いながら、家に帰った。
ちゃんと、自分がどうしたいのか、要に話そう、そこから、ちゃんと始めよう…。
そう思った。
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