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舞台は、地方でも、一応名の知れた有名な都市、「火国」。
ここは、その都心部から少し離れた山の中腹にある富豪の館だ。
この山の下に広がる都市の半分以上はその富豪、つまり桜藤家の長女によって治められている。
で、なぜ「長女」によって治められているかと言うと、「長男」はこの物語が始まる数日前に帰って来たばかりなのだ。
その理由はまた別の話。
この物語は、「長男」こと桜藤聖也が、「長女」こと桜藤春花によって屋敷に呼び出されてから、2日目の朝に始まる。
この日を、物語の1日目とする。
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