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高校時代の仲間は、上京したり、地元に残って就職したり。
優は親の仕事を継いで、しっかり働いているし、
潤と里緒菜は上京して、向こうで仲良くやってるみたいだ。
みんなとは会うことも少なくなっていた。
自分の生活ができてしまうと、会える機会といえば、年末年始くらいだろう。
毎日職場と家の往復で、変わり映えのしない毎日。
ありきたりな毎日を、ただひたすら繰り返していた。
そんな時、真由と遠矢からの結婚式の招待状が届いたんだ。
あれから―――……
あっという間に10年の時がたっていた。
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