決意は揺れず

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その夜オレは泊まらせてもらうことにした。 冷静にアキのことを見られそうな気がした。 ノックをする。 アキ「…オネエ入らないで」 オレ「オレだよ」 ドアを開ける。 アキは泣いていた。 アキ「けい君!?」 オレ「!!?(泣いている…)」 何が何だか分からない。 アキ「…閉めて」 アキは揺れていた。 アキ「何でいつも最後までしてくれないの?」 オレ「最後まで…って」 アキ「セックス」 おまw オレ「オレは…古い考え方かも知れんけど   結婚する人として欲しいと思う」 アキ「けい君とするもん」 オレ「それは…」 アキ「何か問題あるの?   ウチのこと…好き、だよね?」 オレ「うん、好きだ」 アキ「そういう意味じゃなくて」
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