陣宝探しゲーム

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休憩も終り、ゾロゾロと司会の所に集まった。 司会「これで全員ですね。次は第2回戦です。」 いよいよきたか。このゲームも貰ったぜ。 司会「然し………」 ん?何なんだ?周りがザワツキ始めた。 司会「爆野球ゲームは運試しでこんなに生き残ったが、今度は違う。」 武「なにが違うんだ!」 頭にきた俺は発声させてしまった。 司会「今回はジツリョクなんだよ」 へっへっへ 実力? 司会「そう実力だ。今回は、受験みたいに合計する奴もいれば、負ける奴もいる。」 桑田「ゲームの流れを説明しよう。」 主催者がヒョコっと出て来た。 桑田「今回やって貰うゲームは、陣宝探しゲームだ!!」 陣宝探しゲーム!? 桑田「その名の通り二つの陣に分れて戦う、とても面白いゲームだ。」 ゴク…全員が一斉に唾を飲み込む。 桑田「今から、陣に分れて貰う為、適当に振り分けをする。」 桑田が指で黒のスーツに合図を出してる。 黒のスーツはコクリと頷き、行動を開始した。 黒のスーツは金のカードと銀のカードを持って、皆に配ってる。 俺にも回って来たぞ。 黒のスーツ「ほれ」 カードは銀だ。俺は銀チームなのか。 黒のスーツ「ほら。もう2個」 ガチャ 黒のスーツから貰ったのは、け、拳銃!?あと、鎧まで貰った。 本格的にやるつもりなのか! 桑田「周囲がザワつきましたね。言い忘れましたが、皆さんが持っている拳銃は麻酔銃です。御安心を。」 何に使うんだ!こんなもん! 桑田「慌てずに、ルールをしっかり説明しますから。」 冷静に場の空気を落ちつかせてきた。
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