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それから20時間が経過。相手が一向に攻めてこないので、こちらから攻めに行こうかと検討中だ。
絹木「ようは、攻めなきゃいいづら!」
一差し指を立て、マジ顔で切り出した。
銀陣員「馬鹿か!?攻めなきゃ始まんないだろ!!」
絹木「終盤の終盤に攻めるづら。」
銀陣員「何か作戦があるのか?」
絹木「そんな物は用意してないが、終盤になると、宝を沢山持っているだろう。その時を狙って潰しに行く。」
武「奇襲か」
絹木「そうづら。残りの時間は2時間。残り1時間になったら、行くぞ!!その間、宝を掘ったり、見張ったりしてろづら。」
銀陣員「あれ?5人程足りなくね?」
武「この大事な時に何処に行ったんだ。」
銀陣員「ま、まさか!連れ去られたとか!」
武「あるかもしれない。このゲームのルールは何でも有りだった!」
絹木「ないな」
流れを一気に停めた。
銀陣員「根拠はなんだよ!!逃げたとでも言うのか!」
絹木「よく分かったづらな~。そう、逃げたづら。」
武「逃げた?何処に?」
絹木「今頃、クリアしてんだろうな~づら。」
銀陣員「!!」
武「まさか、単独で1000ck集めて勝手にゲームクリアをしたのか!?」
絹木「それしか考えられねえづら。」
武「くそ!やられたか!!」
絹木「不覚を取ったづらな」
その直後だった!
バン!バン!バン!
絹木「なに!?」
相手が奇襲にきたのだ!
バン!バン!バン!バン!
負けじと銀陣員も発砲していく。
人がバタバタバタバタと倒れていく。
カチャ!
金陣員が背後から絹木の脳天に銃を突き付けた。
武「絹木!?」
金陣員「君が絹木…くん?俺は天王寺薫って言うんだ…てめえが銀陣の頭だな…………貴様のせいで、こっちの予定が台無しなんだ……。僕が…ゆっくりと寝かせてあげるよ…」
カチャ!
薫は引き金を!
ジリリリリリリリリリ!
薫「何だ?」
司会「第2回戦 陣宝探しゲームは、これで終ります。」
薫「ふざけんな!」
絹木「じゃー合格者は誰づら??敗北者は誰づら??」
絹木は司会者に質問攻めで食い付いて行った。
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