不覚騒動

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司会「第2回戦はこちらのミスでした。全員合格です。」 司会者は申し訳なさそうに答えた。 然し、ゲーム参加者はこれは嬉しい。さっきまで、敵どおしだった絹木と薫は、ニコニコしながらハイタッチまで交わした。 司会「大変申し訳ありませんでした。それでは、最終ゲームを行います!」 言い終えた司会者は、主催者の桑田にマイクを渡した。 桑田「予想外の展開になって申し訳ない。それでは、気分を変えて、最終ゲームに行きますか。」 遂にきた。勝てば1億だ!絶対に勝ってやる! 桑田「最終ゲームの内容は………」 その瞬間だった! カチャ… バキューン!!!! 何事だ!? 絹木「おい武!桑田が!」 はっ! 桑田の脳に銃が打ち込まれた。麻酔銃ではない。本物だ!! バタン 桑田は倒れた。間違なくて死んだだろう。 司会「社長!!!」 黒のスーツをきた奴等が慌ただしくなってきた。場内も騒然だ。 バン!バン!バン!バン!!!!! 司会「あ………」 バタン……… 司会者の腹部と脳に合計4発の銃弾が襲った。 血は大量に吹き出ている。死んだだろう。 ワーワー! 場内の騒然がピークに達した。これにより、泣き出す人もいれば、腰が抜けた奴もいるだろう。 黒のスーツは、ポケットから銃を取り出し、犯人を探索している。 トコットコ… 参加者の中から全身白に纏った奴が出てきた。その手には銃を所持している。 「ははは~。面白いな~デリートゲーム~~」 バン、バン、バン、バン!バン!バン! そう言い、黒のスーツにも発砲をさせた。黒のスーツはグッタリしていて、身動きもしない。 「ハハハ~。参加者のみなさーん。ボクも参加者の一人でーす!」 参加者のみんなは、全身が震えている。 「ボクが主催者全員を倒したよ。エヘ。」 人を殺したのにも関わらず、ニコニコと笑っている。 ………………… 「あれー?みんな無視~?つまんないよ~」 ……………… 「つまんねえんだよ!!!!!!!!」 うわっ…こ、怖い。誰も反応することができなかった。 「ボクみんなの為にやってあげたのにな~」 バンバンバン!!!! 参加者が撃たれた! バンバンバン!!!!!! ドンドンと銃により倒れていく。いや…死んで行く! 絹木「武!伏せろ!!……無差別づらか…」 武「何者なんだ…アイツは……」 「アハハハハハハ!」 バンバンバン!!!
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