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白壌「やあ、諸君」
何事も無かったかのように促す。外は、何も無く、人気は全くない
場内には死体がコロがっているのにも関わらず
…………あと……絹木のも………
白壌「じゃーね!」
バキューン!!!
一人が射殺され、白壌が逃げ出した。
案の定、誰も追わない。俺が追って捕まえて警察に届ければいいのか?そんなに甘くはない。
絹木「ちょっと待てづら!」
!?
武「き、絹木!?」
絹木は走りながら、武に返答をした。
絹木「てめぇも来いづら!白壌を捕まえるぞ!」
武「う、うん」
タタタタタタ
よく解らんが追うしかない。多分防弾チョッキでも着ていたのだろう。さすが天才児だ。
白壌を追う。
バンバンバン!!!
白壌が発砲をしてきた。俺と絹木は隠れながら、追跡をする。
白壌「しつこいね~」
パチン
白壌は指を鳴らし、誰かに合図をかけた。
絹木「まさか!?」
何が起きたんだ。
ブルルルルルルル
上空からヘリが降りてきた!
タタタタタタ
絹木「ハア……白壌の野郎…ハア…逃げるつもりづら!」
武「なんだと!」
白壌「きたきた。」
白壌はヘリに、走り乗りを心掛けそうだ。
絹木「まてづら!」
白壌はヘリに乗り、返答をした。
白壌「な~に?」
絹木「何が目的づら!」
白壌「ん~とねー。後で教えるよ~」
武「あ、後で?」
白壌「君達は三回戦を楽しみにしてそうだから………」
絹木「何が言いたいづら?」
白壌「ボクが代わりに、デリートゲーム三回戦をやってあげるよ~」
絹木「なんだと!?」
白壌「開催日は通知を送るから楽しみにしていてよ」
ヘリの扉が閉まった。
絹木「おい!おい!」
ヘリは起動。浮遊し、直進をした。
武「く、くそー」
絹木「デリートゲーム三回戦づらか…」
俺達はこの言葉を最後に帰省をした。
そして………
武「ただいま~」
ドタドタドタドタドタドタ!!!
弟「お母さん!お兄ちゃんが帰ってきたよ。」
母「うそ~!?」
母も玄関に集合をした。
母「本当に帰ってきた!」
武「おいおい。如何にも、俺が死んじゃったみたいな言い方じゃないか。」
笑いながら、久しぶりの団欒をした。
母「で、一億は?」
武「実は未だなんだ。今度、三回戦をやるから、ちょっと待っててだって」
母「絶対に勝つんだよ!」
武「うん」
母には白壌のことは言えない。余計な心配はかけたくない。
今度はデリートゲーム三回戦…か
まだまだ続くよ
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