7人目

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「今日はまだ気分じゃないし、ナイフだって使い物にならないし」 レイはポケットに手を突っ込み何かを掴みそれを僕に投げてきた それは ナイフだった 「予想はしてたけど…よくポケットに入ったね…コレ」 レイのスーツは見た目普通のスーツでポケットも精々携帯が入る程度の小さいもののはず 「早く殺して来なさいよ」 時間だってまだ有るのに 何故急かす? 「少しは休ませろよ…」 本音が口から出ると レイは急に立ち上がり 「わかった」 と、言うと部屋から出ていった レイが出ていって暫く、いやスグに ラブホ中に男の悲鳴が響いた…
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