7人目

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裸の太股からは血がダラダラと流れている 深く刺さってるからかなり痛そうだ のんびりオジサンを眺めていたら― ダン!ダァン! オジサンが寄り掛かっている壁にナイフが勢いよく飛んできて 顔の両脇スグの所に突き刺ささる 「ぅひぃぃ…!?」 気持ち悪い悲鳴をあげながら 刺さったナイフを器用に避けて ズリズリ太股と血を引きずりながら僕の方に逃げてくる ぼ、僕の方に!? 「こっち来んなぁ!」 オジサンがこっちに来ると言うことは… ダダダンダン!! 逃げるオジサンを追いかける様に部屋から出てきたレイのナイフが ひぃひぃ言ってるオジサンの太股近くに何本か突き刺さる 残りはオジサンの頭狙いなのか高めに飛んでくる お陰でやっぱり僕の方にも飛んできた
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