7人目

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「さて、キミの名前は?」 女の子は落ち着いたみたいでベットの上に座り レイ、こちらも少しだけ落ち着いたみたいでソファーにどっかり座っている オジサンは… ひぃひぃ五月蝿く逃げ回るからレイが部屋まで引きずって来て 右の掌にナイフを刺し 床に止めてある 「あたしは伊織…君は?」 「僕は幸祐、そこに座ってるのがレイだよ」 レイは僕達には興味がないらしくオジサンばっかり見ている 穴が空きそうだ 「伊織、今までの事は全部忘れて家に帰りな」 これ以上僕と一緒にいたら僕は君を殺してしまう… だから… 「幸祐クン…忘れるの無理だょ、だって…ソコの…あたしの…お父さんだから…」 伊織は少し震える指で 血だらけのオジサンを指差し言った
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