第1章~火影の里~

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数日後、火影の里に向かうためメンバーが集まった。 「みんなよく来てくれたな!張り切って行こうぜ!」 「陽炎ママも知らない洞窟探検か…こりゃあ面白い事がありそうだぜ!」 「こら土門!あんまりはしゃぐなよな。20歳になってもお前と烈火だけは全然成長してないね!」 「なんだと風子コノヤロウ!おれを腐乱犬と一緒にするんじゃね~!」 「花菱コロス…」 そこには怒りに満ちた表情で烈火を見下ろす土門が居た。 「そうやってすぐカッカするのが成長してないって言ってんの」 「ぐっ…」 痛い所を突かれ、反論できずに烈火が黙り込む。 「烈火くんも土門くんも成長してるよっ!…多分」 かわいらしい声でフォローに入ったのは柳である。 「相変わらず騒がしい連中だな。ある意味その方が安心するよ。冷静な二人なんて逆に気持ち悪い」 と、水鏡。 相変わらずの冷めた態度だ。 「それもそうだねぇ(笑)」 思わず風子が笑った。 「水鏡も風子も変わってねぇと思うぞ…」 烈火と土門が口を揃えて呟いた。 そんな空気を変えたは、柳だった。 「やっぱりみんな揃うと賑やかでいいね!」 「…そうだね!」 と、風子。 天性の才能というのだろうか、柳には周りの人間を和ませる力があるようだ。 「いつまでも懐かしがっててもしょうがねぇし、それじゃあ火影の里へ向けて出発~!!」 「おぉ~~!」 こうして、烈火達は火影の里へ向けて旅立つのだった。
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