とらわれの蝶

告白

s『だ、誰がｱﾝﾀなんか!!』

t『そないな事いうてえぇんかなぁ…』

s『え？』

t『早紀の大好きなｹｰｷ買うてきたんやけどいらへんのやな？』

tetsuはｹｰｷの入っている箱を早紀の前に出す

s『何ｹｰｷ？』

t『ん～…ﾁｮｺとﾓﾝﾌﾞﾗﾝとﾁｰｽﾞや』

s『そんなに？』

t『俺と早紀と早紀のおばさんの分』

『私はいらないわよ。早紀と２人で食べて…』

t『俺とおばさんの仲じゃないですか♪それに俺、早紀のお世話係ですし…』

『あら、そう？じゃあ後でお茶と一緒に持っていくわね』

tetsuからｹｰｷを受けとりﾘﾋﾞﾝｸﾞへと行く母

s『ちょっと💢』

t『なんや？』

s『簡単にお母さん丸め込まないでよね』

-ｸﾞｲｯ…

s『きゃっ…!』

t『しゃあないやろ？早紀のおばさんは俺に惚れてるんやし♪』

早紀の腕をひっぱり立たせる

s『あっそ』

手を放しｽﾀｽﾀと部屋に向かう早紀

t『ちょっ…待てや!早紀!!』

慌てて早紀を追いかけ部屋にはいるtetsu