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エレベーターで3階に行き、受付を済ました。
しかし、光は泣き止まない。
私「あぁ、どうしよう。」
神「どうしました?」
男の人が近づいて来た。
私「ここの施設の方ですか?」
神「光君の担当する理学療法士の神田です。」
私「神田さんですか?」
理学療法士、神田とポロシャツに書いてある。
神「今日は、田代先生の診察を受けて、訓練の内容を決めましょう。」
私「はい。」
そして、神田先生は、4階に戻って行った。
田代先生の診察が始まった。
田代先生は女医さんだった。
田代先生「光君の担当の田代です。」
田代先生は今まであった事をいろいろ聞いて来た。
診察の為であるが、いろいろ聞かれて疲れた。
田代先生「白石さん、私達、光君の為にいろいろ手をうってみますね。一緒にがんばろうね。光君。」
田代先生が頼もしく見えた。
田代先生「4階で訓練の話を、担当の神田から話がありますので…。」
私「わかりました…。」
診察室を出て、エレベーターで4階まで行く…。
4階には待合室にソファーがあり、そこで光と待っていた。
そこに、さっきの理学療法士、神田先生が来た。
神「先程の方ですね、理学療法士の神田拓也です。」
私「白石光の母です。」
私は思った。
なんか、思ったより若そうな先生だわ…。
神「これからのリハビリについての話なんですが…。」
神田先生はこれからのリハビリの話を、手際よく話していった。
神「僕も、光君の為に力になりますから一緒に頑張りましょう。」
私「はい。」
神田先生は、光と私を見て微笑んだ。
(光と先生方と一緒にがんばろう。)
私は、心に決めたのであった。
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