再出発

4/4
前へ
/236ページ
次へ
エレベーターで3階に行き、受付を済ました。 しかし、光は泣き止まない。 私「あぁ、どうしよう。」 神「どうしました?」 男の人が近づいて来た。 私「ここの施設の方ですか?」 神「光君の担当する理学療法士の神田です。」 私「神田さんですか?」 理学療法士、神田とポロシャツに書いてある。 神「今日は、田代先生の診察を受けて、訓練の内容を決めましょう。」 私「はい。」 そして、神田先生は、4階に戻って行った。 田代先生の診察が始まった。 田代先生は女医さんだった。 田代先生「光君の担当の田代です。」 田代先生は今まであった事をいろいろ聞いて来た。 診察の為であるが、いろいろ聞かれて疲れた。 田代先生「白石さん、私達、光君の為にいろいろ手をうってみますね。一緒にがんばろうね。光君。」 田代先生が頼もしく見えた。 田代先生「4階で訓練の話を、担当の神田から話がありますので…。」 私「わかりました…。」 診察室を出て、エレベーターで4階まで行く…。 4階には待合室にソファーがあり、そこで光と待っていた。 そこに、さっきの理学療法士、神田先生が来た。 神「先程の方ですね、理学療法士の神田拓也です。」 私「白石光の母です。」 私は思った。 なんか、思ったより若そうな先生だわ…。 神「これからのリハビリについての話なんですが…。」 神田先生はこれからのリハビリの話を、手際よく話していった。 神「僕も、光君の為に力になりますから一緒に頑張りましょう。」 私「はい。」 神田先生は、光と私を見て微笑んだ。 (光と先生方と一緒にがんばろう。) 私は、心に決めたのであった。image=215817910.jpg
/236ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加