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「敵襲~敵襲~」
国中にサイレンが鳴り響く、
将軍が叫ぶ。
「軍隊は何をしている!」
側にいた家来が答える。
「ただ今、ほぼ全部の軍隊が戦闘中ですが、相手は新種の化学兵器を持っており、太刀打ち出来ません!」
「国民の様子は!」
「国中がパニック状態です。」
そこにもう一人飛び込んで来た。
「大変です!敵がすぐそばまで迫っています。」
それを聞いた将軍はここまでか…と呟くと奥の部屋にいる女王のもとへ向かった。
「陛下!ここはもうそんなに持ちません!奥の抜け道を使って脱出してください!」
女王はうろたえながら答えた。
「お主達はどうする一緒に抜け出すのだろう?私はお前らでるまで出ないぞ。」
将軍は叫んだ。
「何を変なこと言ってるんですか!私達が居なくても陛下がいればまた国は復活するんです!」
「…………わかった。」
将軍は奥の道から抜け出す女王を見送りながら呟いた。
「申し訳ありません……
陛下……」
大きな刃物が彼の体を貫いた。
拓也くんの家は毎年業者さんに頼んで家蜂の巣を退治してもらってます。
拓也くんが切り落とされた蜂の巣を見て言いました。
「蜂さんたちは死んじゃったの?」
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