古代オリエント文明!!

5/16
前へ
/23ページ
次へ
「アムル人」 アッカド人滅亡後、シュメール人が一時的に勢力を持ちますが、 紀元前2000年頃 セム系遊牧民 「アムル人」 がメソポタミアに侵入し、 首都 バビロン を建設し、 古バビロニア王国が建てられました。 古バビロニア王国は バビロン第1王朝とも呼ばれます。 この 古バビロニア王国の最盛期の王は 皆さんご存知の ハンムラビ王 です!! 覚え方は簡単!! ハンムラビ ↓ ハァンムルァビ ↓ アンムルァビ ↓ アムルァビ ↓ アムル ↓ アムル人の王!! って感じです。 この覚え方は本当に役立つので是非とも覚えておいてください。 ハンムラビは全メソポタミアを統一したりしましたが、 何よりも大事なのが 「ハンムラビ法典」 「目には目を、歯には歯を」 ってやつです。 この法典の特徴は2つ!! ・復讐法 ・身分法 です。 復讐法はわかりますよね? 身分法について。 これも実は簡単です。 奴隷に対して行った行為は甘く扱われた、ってことです。 信じられません! 「法の下の平等」 は奴隷には適用されなかったわけです!! しかしアムル人の繁栄は永遠には続かず、 ハンムラビ王の死後、 インド=ヨーロッパ語族 である ヒッタイト人 の侵入で衰退しました。 ヒッタイト人といえば 鉄器の使用 です。 鉄器を使えばムテッキ(無敵) ってこと…かな?(笑) しかし、 ヒッタイトはメソポタミアを征服したりしませんでした。 征服したのは インド=ヨーロッパ語族 の カッシート人でした。 この後メソポタミアはしばらく混乱の時代が続きます。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

136人が本棚に入れています
本棚に追加