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「アムル人」
アッカド人滅亡後、シュメール人が一時的に勢力を持ちますが、
紀元前2000年頃
セム系遊牧民
「アムル人」
がメソポタミアに侵入し、
首都
バビロン
を建設し、
古バビロニア王国が建てられました。
古バビロニア王国は
バビロン第1王朝とも呼ばれます。
この
古バビロニア王国の最盛期の王は
皆さんご存知の
ハンムラビ王
です!!
覚え方は簡単!!
ハンムラビ
↓
ハァンムルァビ
↓
アンムルァビ
↓
アムルァビ
↓
アムル
↓
アムル人の王!!
って感じです。
この覚え方は本当に役立つので是非とも覚えておいてください。
ハンムラビは全メソポタミアを統一したりしましたが、
何よりも大事なのが
「ハンムラビ法典」
「目には目を、歯には歯を」
ってやつです。
この法典の特徴は2つ!!
・復讐法
・身分法
です。
復讐法はわかりますよね?
身分法について。
これも実は簡単です。
奴隷に対して行った行為は甘く扱われた、ってことです。
信じられません!
「法の下の平等」
は奴隷には適用されなかったわけです!!
しかしアムル人の繁栄は永遠には続かず、
ハンムラビ王の死後、
インド=ヨーロッパ語族
である
ヒッタイト人
の侵入で衰退しました。
ヒッタイト人といえば
鉄器の使用
です。
鉄器を使えばムテッキ(無敵)
ってこと…かな?(笑)
しかし、
ヒッタイトはメソポタミアを征服したりしませんでした。
征服したのは
インド=ヨーロッパ語族
の
カッシート人でした。
この後メソポタミアはしばらく混乱の時代が続きます。
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