先史をおろそかになんか“せんし”!!

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さて、 今までを ちょっと違う見方で分類してみます。 石器時代 という考え方です。 打製石器から磨製石器へ。 これは大事です。 なぜか? それは、我々にとっても大切な「食事」に関係するからです。 打製石器の時代 (つまり旧人までの時代) には、 人々は狩猟・採集にいそしんでいました。 この時代を旧石器時代と呼びます。 「旧人までが旧石器」 ってことです。 また、狩猟・採集のことを獲得経済とも呼びます。 そして新人の時代、 これを新石器時代といいます。 特徴は 磨製石器、土器の使用 です。 磨製石器は農耕がはじまるにつれて生まれました。 農耕と牧畜がはじまったのもこの時代の特徴です。 また、これを生産経済とも呼びます。 農耕の開始には実は自然環境の変化による 獲物の激減という背景があります。 つまり 「あ~あ、飯がいなくなっちゃった」 ↓ 「しゃあねぇから自分で作るか」 ↓ 農耕開始! ってことです(笑) まとめると 旧石器時代 ◇狩猟・採集 ◇打製石器の使用 ◇旧人まで ◇獲得経済 ↓ 環境の変化 ↓ 新石器時代 ◇農耕・牧畜 ◇磨製石器・土器の使用 ◇新人 ◇生産経済 って感じです。
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