7年ぶりの計画

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今目の前にある木は、夏樹君が気に入っていた 1年の時も、2年の時もここでこの木を見上げていた 私が夏樹君に惚れたのは、そんな姿が頭から離れなかったから…… でも、この恋はもう叶わない…………彼はもう、この世から消えてしまったから…… 葵「いけないいけない、早く職員室に戻ろ…………」 私は驚いた、知らない内に横に誰かが居たから この人は?…………制服来てるから学生だろうけど、なぜか見覚えがある ?「大丈夫ですか?泣いていたように見えましたが」 急に話し掛けられた
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