第1話~少女とボディーブロー~

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「お前じゃあるまいし ソレはねぇだろ」 オレはそう言うと頬を膨らます篠原を他所に思考を巡らしていた。 何故、白紙? 誰かが2ページ目以降を取り替えた? もしかたら最初から白紙だった。 いろいろ考えてる内に図書室に着いた。 ふぅ……考えるのはよそう 考えたってわかりゃしない オレは図書室のドアを開ける。 涼しい冷気が顔に当たる。 クーラー付いてるのか オレは冷気が逃げない様に素早くドアを閉める。 「ところで……」
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