第1話~少女とボディーブロー~

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オレはドアに向かおうとする。 「オイ」 オレはビクッとしながら慌てて後ろを振り向く。 するとソコには自分の身長より少し背が低い女の子がいた。 ちなみにオレの身長は170ジャスト。 「あの……何か?」 「…………」 何か 睨まれてるんですけど~!! 少女は暫くオレをガン見するとやっと口を開ける。 「名前は?」 「え……」 イキナリの事で少し戸惑ったが一応答えた。 「刹那凍夜だけど……」 「そうか なら『トウヤ』だな」 イキナリ呼び捨にされた。 ソレにしても、この子…… 何処となく違和感が……
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