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「あ、イヤこの子は何と言うか……」
「キャワイイ!!」
篠原はドアの前からジャンプして少女に抱きつく。
どんな脚力してんのー!!?
「頬っぺたスベスベー!!」
少女は頭に怒りマークをだしながら頬擦りをされてる。
軽く頬から煙が上がってるのはオレの気のせいだろうか?
「ねぇねぇこの子、何!?
凍夜の親せき?」
篠原は目をキラキラさせながら聞く。
「いや、違うけど……
てか少し黙っ――」
「ねぇねぇ!
名前なんてーの?
何処から来たの?
“面白い目の色”してんね?」
篠原の質問責めに少女は助けを呼ぶ様に、その“赤い瞳”でオレを睨む。
そんな目で見られても……
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