第1話~少女とボディーブロー~

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そして、あっというまに放課後―――― 「なぁ凍夜 今からボーリング行くんだけど行かねぇ?」 カバンに教科書を閉まっているとクラスメートの川上が話し掛けて来た。 ボーリングか…… 「ワリぃ パスする」 「えー! 何でだよ!」 「今日は暑いし、まっすぐ帰りたいんだ」 「いいじゃんかよ~ ツレねぇ事言うなよ~」 「いや……マジごめん(つか離れろ暑苦しい) また今度な」 オレは川上をどうにか振りきり教室を後にする。
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