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でも、オレとソラにとって爺ちゃんは祖父であり、親であり、恩師であり、そして心の支えでもあった。
だからまだ、幼かったオレとソラは父と母のその言葉を無視をした。
酷い時は、爺ちゃん家から家に帰らなかった時もあった。
その時は、父が激怒した。
父は怒り狂ってオレを殴った事もあった。
しかし、オレを殴る父を母は決して止めようとはしなかった。
ソラは泣きながらオレを庇おうとしたが、父に簡単に突き飛ばされた。それでも、ソラは何度も父を止めようとした。
オレは父に殴られても、ソラのその行動や気持ちだけで、心が救われた。
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